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立地企業インタビュー

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2008年12月10日(水)

エスジーグリーンハウス株式会社

エスジーグリーンハウス株式会社は西部ガス株式会社のグループ企業で、平成 19年から、北九州市若松区響灘地区で3種類のリーフレタスの生産・販売を開始しました。ビニールハウスの温室で農薬を使用しない水耕栽培を行っており、安全な野菜を 1年中同じ品質・価格でご提供しています。

エスジーグリーンハウス株式会社管理部長 津村 俊弘氏
聞き手: 北九州市産業経済局産業政策課・下堀課長、誘致課・小園主任、椿職員

※文中の名称は敬称略とさせていただきます。

小園: 先ずは、西部ガスが野菜の栽培を始めたきっかけを教えてください。
津村: 西部ガスは都市ガスを安全に皆様方に、ご利用いただいております。西部ガスは、皆様方に都市ガスを調理にご利用いただくなど、昔から食文化に携わってきたとの自負があります。そこで、エネルギーを供給するだけでなく食文化にもっと深くかかわって、安全な食材を皆様方にご提供し、安全・安心な食生活に貢献したい思いから、レタスの栽培と販売を始めました。
小園: 栽培技術は西部ガスが研究開発したのでしょうか。
津村: いえ、これは全くの畑違いで・・・まぁ水の畑ですけど(笑)、他社が開発した技術をお借りしています。その会社は首都圏と関西圏で成功しており、九州で我々がさせていただくことになりました。

小園: 栽培のポイントは何かありますか?
津村: 私どものやり方は、十分な太陽光で健康に育てることです。夏場の日中はかなり温度が上がりますので、水が蒸発するとき周りの熱を奪うことを利用して、温室内の温度を下げています。夜間は都市ガスで冷房を入れ、レタスを気持ちよく休ませます。冬場の昼間はちょうど良い温度になりますが、夜間は都市ガスで暖房を入れ、レタスが寒がらないようにしています。
 また、衛生管理面には、細心の注意を払って清潔さを保ちつつ、栽培と出荷を行っております。
下堀: 至れり尽くせりですね。
小園: 温室育ちですからね(笑)。
津村: 温室育ちでも、レタスは丈夫で健康ですよ(笑)。

椿: 収穫はどのくらいでできるのですか?
津村: 種を蒔いて収穫まで、平均45日かかります。種は毎日蒔きますので、収穫も毎日です。
小園: 1回の収穫量はどのくらいですか?
津村: 1日に最大6,000個収穫できます。手作業なので、従業員のはさみの使い方も随分上手くなりました。

小園: こちらに立地された理由は何でしょうか?
津村: 一番の理由は北九州市の助成制度です。また、広い敷地が必要となりますので、この響灘地区に西部ガスの敷地があったことも理由の一つです。野菜の栽培には太陽光が必要なので、響灘地区は適した敷地だと思います。
下堀: 今後拡張の予定はあるんですか?
津村: 私たちの希望としては、お客様がどんどん増えて現状では生産が追いつかないとの話になれば、そうしたいと思います。

小園: どの辺りで販売していますか?
津村: 北九州都市圏と福岡都市圏が主要なマーケットです。北九州市の主要な量販店様には、ほとんど置いていただいております。
下堀: 価格は他のレタスと比べてどの程度なのでしょうか?
津村: 一年を通じてみると平均的な価格になります。夏場は九州でレタスは取れないため、信州等遠方からほとんど来ています。一般の消費者が思い描くのは丸い玉のレタスだと思いますが、夏場は当社の方がお安く提供できると思います。逆に、冬場は九州でも取れますから、若干当社製品の方が高くなりますが・・・。

小園: 通常のレタスは大きい葉っぱですが、こちらのレタスは『おしゃれ系』と言うか、レストランのサラダで出されるようなレタスなので、若い女性は通常のレタスより高くても納得すると思いますが・・・。
津村: そうなんですよ、実はそれを狙っているんですよ。小園さんのような方が増えると良いのですが(笑)。
椿: 袋の中には何か工夫があるんですか?
津村: 特にないんですよ。
小園: でも、日持ちしますよね?冷蔵庫でしばらく置いていてもシャキッとしていましたが・・・。
津村: 日持ちする、しないというのは、野菜についている雑菌の量で決まります。当社のレタスは雑菌が元々少なく、その状態のままパックします。このため、袋を破らなければ、1週間から10日は鮮度を保つことができます。
下堀: 雑菌が少ないのは管理方法が優れているからでしょうか。ちなみに、農薬は使っていますか?
津村: 農薬は使用していません。
全員: へぇ〜、無農薬ですか。それで鮮度が長持ちするというのは、良いですね。

小園: いつから販売していますか?
津村: 昨年7月12日からです。北橋市長様にも竣工式にお越しいただき、出荷販売のトラック第1号車を出しました。
小園: 売上は、その後伸びていますか?
津村: はい、そうですね、緩やかに(笑)。
下堀: 順調に売上を伸ばしているようですが、何かご苦労とかありますか?
津村: 結局、営業マンも西部ガスから来ていますが、これまでお付き合いのなかった業界の方に売り込んで行きますので、なかなか慣れない所もありました。
小園: 今後、販売エリアを広げていかれるのでしょうか?
津村: そうですね、九州全域を緑色に染めたいと思っております(笑)。
下堀: 小売以外に外食産業にも納品されているのでしょうか?
津村: はい、北九州市であれば、ステーションホテル小倉様や若松区のハンバーガー屋様が『かっぱーガー』というのを作っていて、若松区役所主催の「若松のお土産コンテスト」で金賞を取られました。そちらが地元の食材にこだわっているようで、これまでレタスは無理だろうと思っていたところ弊社がございましたので、納品させていただいています。他には、スパゲッティのピエトロ様のサラダバーとかですね。

小園: それでは、最後に、せっかくなので、お勧めレシピとか教えていただけますか?
津村: お勧めは、シーズン的にも鍋ですかね(全員納得)。当社のホームーページに温レタスレシピも掲載していますので、是非ご覧下さい。
http://www.uruoiyasai.com/hotrecipe/

全員: 本日は、お忙しいところありがとうございました!

エスジーグリーンハウス株式会社
http://www.uruoiyasai.com/

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