㈱日本触媒と立地協定を締結しました!

『株式会社日本触媒』が北九州市に
    リチウムイオン電池素材の製造拠点を建設決定!

 この度、高吸水性樹脂の世界トップシェアを誇る化学メーカー「株式会社日本触媒」(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長 野田 和宏)は、リチウムイオン電池用の電解液素材であるLiFSI(リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド、製品名「イオネル」)の製造工場の建設を北九州市に決定しました。
 LiFSIはリチウムイオン電池の主要4部材の一つである電解液の素材として使用され、同社は2013年に世界で初めてその高純度化、高品質化に成功しました。同社の開発したLiFSI「イオネル」は電池の電池寿命向上や高温・低温環境下での安定稼働、電池の膨れ抑制や破壊時の発火抑制といった安全性の向上を実現し、リチウムイオン電池、とりわけEV用蓄電池の性能向上に大きく貢献する物質として期待されています。
 また今回の計画は、蓄電池のサプライチェーン強靭化に資するものとして、経済産業省の「蓄電池等の安定供給確保のための取組に関する計画(供給確保計画)」として認定されています(令和6年9月6日付)。
 北九州市としましては、蓄電池や半導体といった未来型成長産業の誘致による「稼げるまち」の実現、およびEV普及促進によるカーボンニュートラル推進に寄与する今回の進出を大いに歓迎するとともに、地域経済の活性化と持続可能な社会を目指し、環境先進都市としての歴史からさらに一歩踏み込んだ「世界をリードするサステナブルシティ」への実現に向けて着実に歩みを進めてまいります。

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