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豊富な理工系人材の安定的確保
北九州市の位置する福岡県は、関東、関西に次いで、全国でトップクラスの理工系大学及び高専、工業高校等の卒業者数を誇っており、北九州市及び近隣に多くの学校が集校し、安定した人材供給が可能です。
北九州市内及び近隣市町の教育機関
北九州市内及び近隣市町の教育機関位置図
(理工系大学院、大学、工業高校等)
北九州学術研究都市
2001年、北九州市は、将来に向けて産業都市として発展していくための知的基盤として、「北九州学術研究都市」を整備しました。
北九州学術研究都市には、理工学系の国・公・私立4大学や研究機関が一つのキャンパスを形成し、学生2,466人(うち留学生712人)、教員166人、研究員234人、企業47社が集積しています。
これらの集積を活用し、(公財)北九州産業学術推進機構(FAIS)が産学連携のコーディネータ役となり、国内外の大学・研究機関や企業との研究開発の支援を行っています。
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1北九州市立大学
- 国際環境工学部
大学院国際環境工学研究科
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2九州工業大学大学院
- 生命体工学研究科
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3早稲田大学大学院
- 情報生産システム研究科
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4福岡大学大学院
- 工学研究科
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A産学連携センター
- (1号館)
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B共同研究開発センター
- (IC試作センター)
(2号館)
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C情報技術高度化センター
- (3号館)
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D事業化支援センター
- (4号館)
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E技術開発交流センター
- (5号館)
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F学術情報センター
- (図書室・情報処理施設)
産学官連携の推進
(公財)北九州産業学術推進機構(FAIS)
北九州学術研究都市を中心に、地域に集積する大学・研究機関と産業界の連携をコーディネートする機関です。企業出身者をコーディネーターとして数多く配し、産学連携を推進するとともに、地域中小企業の経営支援やベンチャー企業の創出・育成等を行い、大学・企業等研究開発機関の集積に向けて取り組んでいます。
(公財)北九州産業学術推進機構(FAIS)
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自動車・ロボット分野の高度専門人材の育成
北九州学術研究都市にキャンパスを構える九州工業大学、北九州市立大学、早稲田大学は、国公私の連携により北九州市および(公財)北九州産業学術推進機構(FAIS)の支援を受けて、『カーロボAI連携大学院』を開設しています。連携大学院では、産業界のニーズに応え、「自動車」、「ロボット」、「AI」の分野で次世代を担うリーダーとしての高度専門人材を育成するため、3大学が連携して各大学が強みとする研究領域を担当し、単位互換制度を活用したカリキュラムを策定しています。また、自動車・ロボット関連起業の技術者らを迎えての『オフサイトミーティング』により、職業観の醸成を図ります。
『カーロボAI連携大学院』は、希望・選択する授業・実習科目群の履修が、通常の研究科/学府の専攻での履修に付加されるコースです。履修生は入学直後に選抜され、修了要件を満たした履修生には修了証書が発行されます。
半導体分野の頭脳拠点形成
北九州学術研究都市に集積する3大学(北九州市立大学・九州工業大学・早稲田大学)のほか、周辺の九州工業大学情報工学院(飯塚市)等広く研究者が集積しています。(公財)北九州産業学術推進機構(FAIS)ものづくり革新センターが、研究シーズとのコーディネートを行い、産学連携プロジェクトを推進します。また、企業の技術者や学生を対象に、半導体の設計から試作・評価を行う実践的な講座を開催し、人材の育成に努めています。
産業用ロボットの分野で、日本のモデル都市を目指す
内閣府が新設した「地方大学・地域産業創生交付金事業」を活用し、産業用ロボットのトップメーカー㈱安川電機と、ロボット関連技術に強みを持つ九州工業大学を中核に、人と同じ作業ができる自律作業ロボットの研究開発を行います。併せて、産業用ロボット等の最先端技術の導入促進に関して、様々な支援策を講じることで、ロボットの普及と、生産性向上や競争力強化を目指します。また、市内ものづくり企業のロボットやIoT、AIの最新技術が学べる実践的スクールを多数実施することで、高度な理工系人材や、ロボット等の先端技術を導入できる人材を数多く育成していきます。SIer企業の集積、技術力の強化や、大学発ベンチャー企業の創出、AI・IoT技術者や関連企業の集積を目指しています。
交付金事業に採択決定
(2018年10月24日)
産業用ロボット導入支援センターの取り組み
人と同じ作業ができる自律作業ロボット(イメージ)