(1/2)IT企業東京本社見学会を開催しました!【BEENOS株式会社】

 

 本市では、本市に進出(またはそれに準ずる)IT企業への採用支援の一環として、採用支援を実施しています。
 首都圏でのIT人材不足や採用競争に起因し、地方拠点の開設ならびに地方での新卒採用及び育成を目指す企業が多いためです。しかし、首都圏とは異なる土地柄もあり、進出がすぐに人材獲得に繋がるとは限りません。
 そこで、本市では進出企業の認知度向上を含め、連携中の学校教員と進出企業を繋ぐ活動(採用支援)を行っています。
 本記事にご興味をお持ちで、地方拠点開設をご検討の企業様は、業種業態にかかわらず、まずは下記連絡先までご連絡ください。
 進出企業へのUIターンをご希望の方は、こちらのリンク最下部にある応援オフィスまでご連絡ください。
(北九州市 産業経済局 企業立地支援課 情報・通信産業担当/TEL:093‐582-2065)

先週、九州・沖縄・山口地方の大学、高専、専門学校の教員11校12名を進出企業に招待した東京本社見学会を行いました。

今年の受け入れ企業は、今年に入って本市進出会見を行ったBEENOS(株)さんとGMOインターネット(株)さん。どちらもベンチャーマインドを持った東証一部上場のIT企業という共通点はあっても、社内の雰囲気や業務内容はそれぞれ独自の特徴があります。
本記事から、そのような面も併せて感じていただければ幸いです。GMOさんは別ページにて記載予定です。

【BEENOS株式会社】

本市ではなかなか見ることのできない特大ビルに入るところから、先生たちの見学は始まります。
いつお邪魔しても、明確なビジョンに元気をもらい、風通しの良い雰囲気を感じさせてくれます。

品川の御殿山トラストシティの中のオフィスから、四季を彩る御殿山庭園を一望することができます。

お出迎えののち、人事責任者でありブランドマネジャー笠松さんから、事業概要の説明と本社で行うインターンシップの紹介です。ここで、先生方に企業の歴史や成り立ち、企業名に込めた想い等を聞いていただきました。

代表取締役グループCEOの直井社長から語られたのは、新卒・地方学生の育成意思から海外拠点を設ける意図と今後の戦略について。「これからはアジアに学ぶ時代」であり、同社の目指す「グローバルなサービスをさらに拡大させるための仕組みの構築」には強い期待感を持って聞かせていただきました。

そして、新卒1年目の河崎さんの講演です。同社に入社して感じること、自ら受けた研修で改善したい点について語っていただいたのですが、驚いたのはすでに改善をまとめてベータ版で新研修システムを社内で実証中とのこと。先生方も成長スピードの早さには驚かれたはずです。

  

その後に、開発部門責任者で漆原技術顧問が「創らないことも創ること」と題して、世の中で進む技術革新とこれからのエンジニアの生き方、そして求める人物像についてお話いただきました。日ごろから教壇に立たれる先生方にとっても、最先端知識についての講話となり、今後の産学連携に繋がるものが見つかったかもしれません。

このあと、まだお見せすることができないのが残念ですが、リニューアル中の新オフィスのイメージ図を拝見し、現在働かれている社員の皆様の様子を見学させていただきました。

同社のオフィスリニューアルオープンが楽しみです!また、今回の支援が、今後の同社北九州開発拠点の開設に向けた礎になれば幸いです。

 

IT企業東京本社見学会とは

 新卒学生の送り手側である学校の先生方にIT業界と進出企業の役割やビジョンについてご理解いただき、安心感を持って学生たちに就職先として紹介いただくために、本市に進出を果たしたIT企業の東京本社見学会を開催しています。
進出企業の職場環境、研修状況、福利厚生、本社で働く社員の様子、時には、北九州拠点メンバーの声を聞ける機会を学校教員に向けて提供しています。

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